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　彼氏彼女の事情の文庫版集め始めた。

　漫画もいいけどさあ、これアニメもいいんだよなあ…。
最終回に近づき、エヴァみたいに哲学意味不明ストーリーになるんだけど、そこ抜けば今のアニメよりも紙芝居っぽい要素多くてさ（多分この頃セル画）、声優さんの物慣れなさがまたいいんだわあ（雪野役の榎本さんも、有馬役のちーさんもこれで声優デュー）。
うへへ。

　この話って、全体的に「ヒロインによる王子様救出大作戦」だよね。ざっくり言うと、雪野が有馬の鬱病を治す物語。

　フルバもそうだけど、ヒロインの女の子の方が人間として完成してて、「ヒロインとフラグ立つ男」の方が精神不安定という。
　さらに言うならば、フルバもカレカノも家庭環境がどれほどその人の人格形成に影響しているかという。（家庭◎の雪野＆透VS家庭大凶の有馬＆ねずみ＆ねこ）

　カレカノ読んでると思いだすんなあ。
　小学校で仲良かった子と大喧嘩していた時に「1人狼が！」と言われるのと同時に「アンタってカレカノのヒロインみたいな女だよね！かわいそっ！」って捨て台詞吐かれたこと。Nさんお懐かしい。

　11月に文庫版9・10巻発売で、それで完結するらしいので、それまでまあ心穏やかに待てればいいなあと思います。